山梨県の釈迦ヶ岳に日帰り登山に行ってきた!
山梨県笛吹市の南部にある御坂山塊(みさかさんかい)北部に位置する釈迦ヶ岳にてっちゃんとたろきちで日帰り登山に行ってきました。
今回の釈迦ヶ岳の登山は2017年7月の鳳凰三山への登山のトレーニングの足慣らしを兼ねており、山頂付近の傾斜が厳しく中級者レベルであることと、富士山や南アルプスが望めることで選びました。
出発
すずらんの里の第3駐車場に自動車を停めてここからスタートです。少し歩くとすずらんキャンプ場の入り口があります。
第3駐車場からすずらんの里入口前を通りさらに10分ほど歩くと釈迦ヶ岳の登山口が現れます。
登山開始
ここから本格的な登山がスタートです。新緑豊かななだらかな登山道を進みます。初夏ということで虫の鳴き声が響きます。
府駒山(ふこまやま)
駐車場を出発してから約60分で府駒山(1562m)に到着。府駒山の山頂はほぼ平坦な山道にあるため、どこが山頂なのかよくわかりませんでした。
府駒山からも緩やかな登りが続きます。釈迦ヶ岳山頂の手前で富士山や笛吹市を望めるポイントを通過し、最後はロープがある岩場を登ります。
ロープはあるものの岩場の登りは結構登りやすかったです。この岩場を登りきると釈迦ヶ岳山頂に到着です。
釈迦ヶ岳山頂
釈迦ヶ岳山頂は岩が多くありますがそこそこ広く休める場所はあります。ただし山頂だけあって日差しを避ける場所はほとんどありませんでした。
われわれは到着した時は、登山者が少なかったこともあり富士山が見える絶好のポジションを取ることができました。
釈迦ヶ岳山頂からは南側に御坂山塊南部の中藤山(なっとうやま・標高1665m)の奥に富士山を望み、北側では甲府盆地が望めました。雲が多くなければ南アルプスや八ヶ岳も見られるということです。
帰宅後に写真を見ていたら高速道路のような橋が写っていたのでちょっと気になって調べてみたところ、リニアモーターカーの実験線(山梨リニア実験線)でした。
ニュースで有人で時速500キロを出したことを知っていましたが、笛吹市を通っていることを初めて知りました。
釈迦ヶ岳山頂では富士山を見ながらお昼を食べたり、記念撮影などをしてゆっくり時間を過ごしました。
下山
御たけ方面(西側)から下山開始。登りと同様に山頂からすぐに急斜面の岩場を降ります。ロープもあるのでロープを使ったりして慎重に降りました。
この山頂の下りが終わると稜線上の分岐まで緩やかな山道が続きます。一部急斜面もありますが登山道入り口まで難なく歩けました。
登山道入り口からは自動車が1台やっと通れる舗装路となっていて、15分ほど歩くと釈迦ヶ岳登山口に到着します。
ここから一般道を約30分ほど歩きすずらんの里第3駐車場に到着しました。
感想
釈迦ヶ岳の登山は鳳凰山山での登山のトレーニングとして選びました。登山レベルでは中級者となっていましたが、山頂付近の岩場を気をつければ初心者の方でも登れる山だったと思いました。
天気も快晴だったので富士山や甲府市、笛吹市の街並みを望めたことと登山者があまり多くなかったので気を使わず登山ができたことがよかったです。
秋の紅葉シーズンもよさそうなので、また登山をしに行ってみたいと思います。
釈迦ヶ岳登山情報
旅行探検日 | 2017年6月10日(土) |
コース | すずらんの里・第3駐車場 ⇒ すずらん群生地 ⇒ 釈迦ヶ岳登山道入り口 ⇒ 日向坂峠・すずらん群生地分岐点 ⇒ 府駒山 ⇒ 釈迦ヶ岳山頂(お昼) ⇒ 稜線上の分岐 ⇒ 登山道入口 ⇒ 釈迦ヶ岳登山口 ⇒ すずらんの里・第3駐車場 |
歩行時間 | 約5時間20分(休憩含) |
各所有時間 |
9:30 すずらんの里・第3駐車場 出発 ↓ 9:40 すずらん群生地 ↓ 9:50 釈迦ヶ岳登山道入り口 ↓ 10:05 日向坂峠・すずらん群生地分岐点 ↓ 10:23 府駒山 ↓ 11:34 釈迦ヶ岳山頂 到着 ↓ お昼 13:15 釈迦ヶ岳山頂 出発 |
標高 | 釈迦ヶ岳:1641m |
標高差 | 登り:333m、下り:333m |
登山レベル | 中級:体力★★ 技術★★ |
トイレ | 第3駐車場の近くにあるキャンプ場とすずらん群生地 |