尾瀬で登山!富士見峠からアヤメ平を経て鳩待峠に向かう!
尾瀬の2日目の予定は初日の平滑ノ滝からの帰りに立ち寄った元湯山荘で缶ビールを飲みながら富士見峠に登ってアヤメ平を経て鳩待峠に戻るということで決まりました。
宿泊した龍宮小屋を8時に出発し、富士見峠に向かいます。
このコースは中級者向けのトレッキングコースとなっており、距離4.2kmで450m以上を登ります。パンフレットでは3時間のコースとなっていましたが、
2時間30分で登ることができました。途中の登りが続くところでは相当スタミナを使いバテましたけど…
長沢頭
竜宮と富士見峠の中間地点である長沢頭に到着。ここからは緩やかな登りとなり体力をあまり使わずに進むことができました!
富士見田代
富士見田代(標高1890m)に到着。ここにも沼があり、沼の周りでは小さな水芭蕉がポツリポツリと咲いていました。沼の奥には標高2356mの燧ヶ岳(ひうちがたけ)がそびえたっています!
富士見田代は富士見峠と尾瀬ヶ原、アヤメ平への分岐点になっています。
富士見峠
10時27分に富士見峠(標高1883m)に到着。富士見峠には富士見小屋があったので休憩がてらビールを飲もうと考えていた我々にはショックなできごとがありました。
この時期の富士見小屋はまだ営業しておりませんでした(涙)
仕方がないので1km先のアヤメ平に向かいました。
アヤメ平に向かう途中は山の尾根を歩きます。
遥か遠くに群馬県側の街並みが見えます。
アヤメ平
アヤメ平(標高1969m)に11時12分に到着。アヤメ平には10人ほど座れる休憩スペースがあります。我々が到着した時は誰もいなかったのですが、お昼時間が近づくと登山者で席がいっぱいになってしまいました。
お昼は龍宮小屋で出発の時に受け取ったおにぎり2個と風流カッパ、ごんじりを頂きました。山で食べるおにぎりは最高にうまいです。
アヤメ平
昔、この周辺に群生するキンコウカの葉をアヤメと見間違えたため、アヤメ平と呼ばれるようになりました。この場所は、昭和30年代に「雲の上の楽園」と言われ、多くの入山者が訪れ、踏み荒らされたため裸地化してしまいました。昭和44年から、ミタケスゲなどの種をまくなど湿原を回復するための作業を行っております。再び自然を破壊しないよう、湿原には絶対に立ち入らないでください。
アヤメ平で記念撮影をした後、12時8分に出発し鳩待峠に向かいます。我々が出発する時は休憩場所は他の登山客で満員でした!
下って来た木道を振り返ってみるとこちらもなかなかいい景色でした。鳩待峠から富士見峠へ向かうルートもなかなかよさそうですね。
横田代
途中の横田代では小さな水芭蕉の小さな群生があり、ドアラと記念撮影をしました。
横田代から鳩待峠に向かう途中から木道が終わり山道になります。
途中でテレビの取材陣が来たので避けて見ていましたが、なんとタレントの篠原ともえさんでした。最初はどこかの女子アナウンサーだったと思ったのですが、後ろから来た登山者に今の「篠原ともえさんでしたよね??」って言われ、そうだったのかとあらためて知りました。後から機材を持って登って来た取材スタッフに話を聞いたら、やはり篠原ともえさんだったです。
残念なことにてっちゃんは見なかったんですよ。
帰宅後に調べてみたらNHKの百名山の撮影だったようです。こちらです!
その後、途中で少し休憩を取り、14時に鳩待峠に到着しました。
鳩待峠
鳩待峠到着後、てっちゃんが宿泊する宿まで車を運転してくれるということで生ビールと缶ビールを頂いちゃいました!てっちゃん、サンキュー(^^♪
鳩待休憩所で本日宿泊する宿を探し、尾瀬老神の「伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘」が空いていたのでそこに宿泊することにしました。
感想
初日の尾瀬、そして2日目の富士見峠への登山とアヤメ平、横田代の湿地帯の景色は天候にも恵まれ最高の旅行探検となりました。
特に富士見峠からアヤメ平に向かう途中の景色は最高でありました。また、偶然にもタレントの篠原ともえさんに会えたこともとても印象の残る旅になりました。
次に来るときには燧ヶ岳(ひうちがたけ)に登れる季節に旅行探検しにきます。
富士見峠情報
旅行探検日 | 2016年5月29日(日) |
コース | 龍宮小屋 ⇒ 長沢頭 ⇒ 富士見峠(富士見小屋) ⇒ アヤメ平 ⇒ 横田代 ⇒ 鳩待峠 |
歩行時間 | 約6時間(休憩含) |
各所有時間 |
8:00 龍宮小屋出発(1409m) ↓ 9:18 長沢頭 ↓ 10:27 富士見峠・富士見小屋(1883m)到着 ↓ 10:40 富士見峠・富士見小屋 出発 ↓ 11:12 アヤメ平(1969m)到着 ↓ お昼 12:08 アヤメ平 出発 |
標高差 | 登り:560m、下り:378m |
登山レベル |
・竜宮 – 富士見田代:中級者トレッキングコース ・富士見峠 – 鳩待峠:初級者トレッキングコース |