東北の旅行探検で秋田県男鹿半島の門前にてなまはげに遭遇!
ゴジラ岩を見に行った帰りに秋田県・男鹿半島の門前駐車場に設置されているなまはげ立像を近くで見てきました。
身長9.99メートル、体重?トン(9.99トンだったらいいな)の大きさで、右手には出刃包丁や鉈(なた)ではなく御幣(ごへい)を付けた丈を握り、今にも襲い掛かってきそうな躍動感あるなまはげが門前のシンボルとして立ち誇っています。
人気漫画「進撃の巨人」に出てくる10m級の巨人のようななまはげと一戦交えるシーンなど面白そうな写真が撮影できるおすすめスポットになっています。
我々もこの巨大ななまはげと対峙するシーンや愛車が襲われるシーンなどの写真を撮影してきました。
ところで「男鹿のなまはげ」は有名ですが、なまはげとは何なのかどんな意味があるのよく知らなかったので帰宅後になまはげについていろいろ調べてみました。
1.なまはげ立像の高さは9.99m
門前駐車場に設置されているなまはげ立像の高さは9.99mですが、これは五社堂の石段が999段あることから決まったようです。
2.なまはげとは
冬に囲炉裏(いろり)にあたっていると手足に「ナモミ」 「アマ」と呼ばれる低温火傷(温熱性紅斑)ができることがある。“それを剥いで”怠け者を懲らしめ、災いをはらい祝福を与えるという意味での「ナモミ剥ぎ」から「なまはげ」 「アマハゲ」 「アマメハギ」 「ナモミハギ」などと呼ばれるようになった。
一般的に、赤面がジジナマハゲ、青面がババナマハゲとされているが、違う地域もある。
※ウキペディア情報です
3.なまはげ伝説
昔、漢の武帝が白い鹿の引く飛車に乗り、五匹のこうもりを従えて男鹿にやってきた。
こうもりは五匹の鬼に変わりよく働いたので、武帝は正月15日の一日だけ休みを与えた。鬼たちは初めて村里へ出られるうれしさのあまり、畑を荒らし、家畜や娘たちをさらっていった。
これに怒った村人は武器を手に手に鬼退治に出かけたが、力の強い鬼たちに散々な目にあわされた。
ますます乱暴になった鬼たちに困った村人は、鬼たちと”かけ”をすることにした。
「毎年ひとりずつ娘をさし出すかわりに、五社堂まで一夜のうちに千段の石段を造ること。これができなければ二度と村へは来るな」と。
鬼たちは日暮れをまって、石段を積み始めた。
大きな石をかかえ、あれよあれよという間に石段を積みあげていく。
あわてた村人は、ものまね上手を使って鬼達が九九九段まで積み上げたところで「コケコッコー」と一番鶏の鳴きまねをさせた。
鬼たちは飛び上がって驚き、怒り、そばにあった千年杉を引き抜き、まっさかさまに大地に突き刺し山へ帰っていった。
それからというもの、鬼達が再び村へ下りてくることはなかった。
五社堂はこの鬼たちをまつったものといわれ、これが「なまはげ」の起こりともいわれている。
— 追伸
なまはげについて色々と勉強になりました。今後も旅行探検をしながらその土地の特徴や風習も織り交ぜて掲載していきまーす!
門前・なまはげ立像情報
旅行探検日 | 2015年5月4日(月) |
駐車場 | 無料 |
トイレ | あり |
主な観光スポット | 五社堂、遊覧船 |